自分の女性ホルモンの値を知っていますか?

たいぶ微妙な数値です

40歳以降なら、まずは内分泌系(更年期)の専門医がいる「婦人科」へGO!

40代になったころから老化を自覚し始め、40代後半から50代で崖崩れ状態に…。というのが一般的な老化のステップ。そして老化の進行は、女性ホルモンの減少とほぼリンクしています。出産経験がある人は思い出してください。妊娠中の肌のツヤハリのよさ、あのぷりぷりとした潤い感を。あの肌の好調っぷりは、単に若かったということが理由ではありません。肌の美しさと若々しさを司る女性ホルモンの分泌量が、人生MAXだったから。絶好調状態の鍵である女性ホルモンの量が減るのは、個人差はあるものの40代からといわれています。女性ホルモンの減少は、肌の潤いもハリツヤも顔かたちすらも、すべてを劣化させる大きな要因です。

肌や顔かたちの複合的な劣化、また加速的に老化が進行した、そう感じたなら、まず訪れるべきは皮膚科ではなく「婦人科」です。生理は順調に見えていても、身体の内部ではいろいろ変化が生じているかもしれません。婦人科のなかでも「内分泌(女性ホルモン)系がきちんとわかる専門医のいるクリニックで、相談することをおすすめします

いわゆる産婦人科と呼ばれるなかにはいくつかの領域があります。例えば産科は妊娠から出産までを診ていただける部門。生殖医療とは不妊治療のこと。そして婦人科は、妊娠を伴わない女性特有のトラブルを診ていただけるところです。私たちが訪れるべきは婦人科なわけですが、もしも癌が専門の先生だとしたら、最新の内分泌系(更年期治療)の知見に明るいとは限りません。当たりはずれが発生する可能性があります。

女性ホルモンは、若さと、若返り治療の鍵

検査の結果、女性ホルモンの値がまだ若いようならひと安心。美容医療でのアンチエイジング治療は、趣味や気休め感覚で取り入れればいいでしょう。値に問題があった場合は、先生の指示に従ってください。ホルモンが減っている場合、減った分を補充すれば、ハリツヤ、潤い感が目に見えて回復する場合も。また適切なホルモンの補充は、今後起こりうる骨粗しょう症や動脈硬化などいくつかの病気のリスクも軽減できます。

ホルモンを補充する治療をすればいくつかの老化はゆるやかになりますが、止まるわけではありません。希望に応じて適切な美容医療治療を受けることは有効で、相乗効果が期待できます。

お近くの専門医は 日本女性医学学会 のHPを参照してください。

ちなみに、女性ホルモンが減れば、必ず更年期の症状を自覚するとは限りません。まったく不調を感じないが、測ったら下限値であることが発覚。試しにホルモンを補充してみたら驚くほど絶好調に! とはよくある話です。

 

Share